ラップポン・トレッカーとは、「自動ラップ機構」を搭載したポータブルトイレのことです。
排泄物をその都度、自動でラップ(個包装)するため、臭いや微生物(細菌)を密封。
感染症の予防にも利用されているポータブルトイレです。
また、“ラップポン”で排泄物を密封すれば、後処理の手間が軽減されます。
概要
2005年のラップポンシリーズ発売から多くの災害を経験し、被災地での声を活かして改良を重ね、益々使いやすい商品になりました。
場所を選ばず、屋内外問わず設置できるため、災害弱者に配慮した管理・運用が可能です。
近年、耳にすることが多くなった「災害関連死」。
災害関連死とは、災害による直接的な被害でなく、避難生活の疲労や環境の悪化等、間接的な原因で亡くなることを言います。
災害関連死を防ぐためにも、トイレは重要なキーワードです。
水や食料よりも我慢できないのがトイレです。水が流れなくなった不衛生なトイレでも、我慢できなくなれば使用してしまいます。不衛生なトイレを使用したくないために、食事や水分補給を控え、「エコノミー症候群」を発症し、死に至ることもあります。
トイレを我慢する必要のない環境を作ることは、関連死の防止にとって重要になります。